「酣飲方知日月長」
「酣飲して方に日月の長きを知るべし」
○酣飲-酒を飲んで楽しむ、をいう。
冠冒印「須静」
海客書 印「貫名苞印」 印「翰墨之神仙」
虫食いが激しく、さらに糊浮きも激しい。でも、よいものはよい、と思う。第一印象は智永の真草千字文。傷みがかなりあるので、格安。骨董商をやるわけじゃないから、これでも上等。電灯に透かしてみたりすると、筆の動いた跡、止まった所等明々白々。
印刷では分からない。博物館の展示品を透かしてみることなんて不可能。それが、飽きるまで可能。ネットオークションも使い方によっては宝の山。
近所にも、日展に入選して大先生に変身した方がいらっしゃいますが、大先生にお手本をいただく3分の1ほどの代金で、何十倍もの勉強ができようというもの。
大先生は、変身後は肉筆のお手本なんて滅多なことでは書かないのです。コピーという便利なものがあるのですもの。目の前で書いてくださるなんて、夢のまた夢。ちゃんと謝礼をすれば別ですが・・・・・・。