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書逍遙



短冊-森村宜稲 画 月下僧形人物図

短冊-森村宜稲 画 月下僧形人物図_a0011581_1631693.jpg
教えてください。

宜稲印「宜稲」 という落款があるだけです。賛もないし、箱もない。誰もこの短冊について知らないのです。写真に収めたものの、いったい何とタイトルをつけようかしらん???

持っているのは多分、柄香炉でしょう。線香の煙のようなものも描かれています。上方には月が描かれています。そこで、仮に「月下僧形人物図」とした次第。

ある人物を描くときのお決まりのスタイルがあったりしますよね。この画はそんなスタイルのどれかに該当するものがあるのでしょうか。月とセットになる僧っていましたかね?

よろしくお願いします。

森村宜稲(もりむら ぎとう)
日本画家。愛知県生。号は雲峰。奥村石蘭・木村金秋らに大和絵を学び、人物・山水画を得意とする。また稲香画塾を設け後進の育成にあたる。文展・帝展推薦。昭和13年(1938)歿、68才。(思文閣 美術人名辞典より)
# by tianpian | 2005-06-06 17:26 | 書画作品

丸亀城 吉井 勇歌碑

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香川県丸亀市の丸亀城は、扇の勾配といわれる優美な石垣で有名です。天守閣は小振りですが、昔のままの建物で、重要文化財に指定されています。

丸亀城 吉井 勇歌碑_a0011581_1811956.jpg


丸亀城 吉井 勇歌碑_a0011581_1813847.jpg
吉井 勇が丸亀城から北東の方向、坂出市沙弥島を望んで詠んだ歌といわれています。

人麿の歌かしこしとおもひつゝ
海のかなたの沙弥島を見る 勇


沙弥島には、柿本人麻呂歌碑があるそうです。まだ行ったことはありません。
# by tianpian | 2005-06-05 18:15 | 路傍の書、街角の書

貫名菘翁 一行書

貫名菘翁 一行書_a0011581_219634.jpg
「酣飲方知日月長」
「酣飲して方に日月の長きを知るべし」

○酣飲-酒を飲んで楽しむ、をいう。
冠冒印「須静」
海客書 印「貫名苞印」 印「翰墨之神仙」

虫食いが激しく、さらに糊浮きも激しい。でも、よいものはよい、と思う。第一印象は智永の真草千字文。傷みがかなりあるので、格安。骨董商をやるわけじゃないから、これでも上等。電灯に透かしてみたりすると、筆の動いた跡、止まった所等明々白々。
印刷では分からない。博物館の展示品を透かしてみることなんて不可能。それが、飽きるまで可能。ネットオークションも使い方によっては宝の山。
近所にも、日展に入選して大先生に変身した方がいらっしゃいますが、大先生にお手本をいただく3分の1ほどの代金で、何十倍もの勉強ができようというもの。
大先生は、変身後は肉筆のお手本なんて滅多なことでは書かないのです。コピーという便利なものがあるのですもの。目の前で書いてくださるなんて、夢のまた夢。ちゃんと謝礼をすれば別ですが・・・・・・。
# by tianpian | 2005-06-03 21:27 | 書画作品

佐久間象山の隷書

京都大学附属図書館 維新資料画像データベースを調べていて、佐久間象山の隷書に出会った。
「楠公畫像ニ題セル詩」
これは、そのまんま「石門頌」だ。佐久間象山ってただもんじゃない。争座位だけじゃなかった。今頃何を言ってるのよ、と笑われそう?周知の事実に感動して、無知をさらしているのかもしれないけれど、tianpian は初めて知って驚いたんだから。
古碑帖そのままだからだろうか、佐久間象山は幕末の三筆には入っていない。でも、・・・・・・。菘翁ファンのtianpianとしては、菘翁以外の二人どちらかと入れ替えてもOKかなあ、と思ったりして。
# by tianpian | 2005-05-27 18:30 | 雑感

みっけ!佐久間象山肖像

国立国会図書館の公開データベースに「近代日本人の肖像」というのがありました。その中に見つけました。佐久間象山。目が印象的です。
# by tianpian | 2005-05-25 18:21 | 雑感


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by tianpian
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