「澄翔★書道奮闘記」の澄翔さんのリクエストにお応えして、tianpian愛用の自動墨磨り機を紹介します。20年になりますが、元気に働いてくれています。販売は奈良の古梅園です。「大和No2」という機械です。現在も販売しているのかどうかは知りません。tianpiangが欲しかったのは、本当は呉竹の販売しているハイパワーの機械です。
呉竹墨すり機・大
これは、天輪硯という商品名の人造硯を使います。学生の身の上ではとても購入できる金額ではなく、廉価な古梅園のものにしたわけです。
硯は宋坑端渓の円硯を使用しています。この他にアームが前後にスライドして、実際に手で磨っているような動きをする機械も使ったことはあります(自分では持っていません)。同時に硯が左右にスライドして全面を使えるようになっています。普通の四角の8吋前後の硯を使うことが出来ます。斜面硯をつかう人が多いようです。
二八尺とか三六尺をバンバン書く場合は、やはり回転タイプがお薦めです。コップ一杯くらいを入れて磨ります。濃墨に調整して、そうですねえ、二八尺を5、6枚は書けますかね。ですから、2台は欲しいところですね。
掲載画像の墨は10丁型です。だいたい機械の大きさも想像できるでしょ。