10月15日(日)の朝日新聞の書評に『孫子兵法発掘物語』岳南著 (岩波書店)が紹介されていた。早速購入して読んでみた。
銀雀山漢墓竹簡は黒ずんでいて、ずいぶんぼろぼろだなあという印象があったのだが、その訳が本書で明らかになった。
日本ではとうてい考えられないようなずさんな発掘作業による人災というべきものだったのだ。文化大革命や日本では考えられないような権力闘争の影響も描かれている。中ほどの孫子と孫ぴんに関する話題はいささか退屈するが・・・・・・。
冒頭の銀雀山漢墓竹簡の発掘裏事情(第1章、第2章)と最後のにせものの出現(第6章)は一読の価値有り。